生活困窮の方から毎日さまざまな相談を受け付けています。
ここに訪れる相談者のおよそ3割が携帯電話を持っていない、あるいは、持っていても支払いが滞っていて使えないという状況の方々です。
私が誰でもスマホの契約を支援した中では、若い方は20 代、年配の方だと70 代ぐらいまでと年齢層が幅広いです。
若い方だと就労支援、年配の方や妊娠中の方だと、センターに出向いてもらう回数をできるだけ減らしてあげたいといった経緯からおすすめしたこともあります。
料金体系や申込み手順がわかりやすいところです。
軽度の知的障害を持っている方でも苦労せずに契約でき、安心して使えています。
誰でもスマホや、お世話になったご支援者様に向けて、
ご利用者様からお手紙が寄せられています
ご利用者様お二人がにインタビューに答えてくださいました。
東京都出身
一人暮らし
50代
生活保護受給中
刑務所に入った経験あり
服役期間を終え、刑務所を出る直前の釈放前指導でサービスのことを知りました。
刑務所に入る前からすでに携帯電話を強制解約されていて、新規の契約ができない状態でした。
出所後、ある程度落ち着いて生活できるようになってきた頃に申し込みをしました。
街中にフリーwifiがあるので、容量は3GBで十分でした。
料金を払い続けられるのかという不安があったのですが、毎月定額なのできちんと支払いできています。
もちろん、1,000~2,000円台で使える携帯会社があることは知っていますが、そういった携帯を契約できない人からすれば、もう十分すぎます。
番号を持てることに価値があるわけで、大変満足しています。
約4年ぶりに携帯を持ってみて、周りからの信用度が高まったと感じています。
今求職中なのですが、携帯のあるなしでやりやすさが全然違います。
台東区在住
一人暮らし
50代
生活保護受給中
就労支援を受けている途中
身体の不調があり、ここ6、7年ほど無職が続いていて生活保護受給中です。区役所の就労支援を受けています。
購読していた新聞の広告で拝見しました。
以前、仕事が続かず収入が不安定だったときに契約していたキャリアで4~5カ月ぐらい未納が続き、強制解約されて新たな契約ができない状態になってしまいました。
長らく携帯を持っておらず、不便を感じていたので、「簡易な審査で借りられる」という広告を見て申し込みました。
もともと内向的で、お酒もあまり飲めないので趣味がなかったのですが、ネットを使うようになり、「植物」に興味を持ち始めました。
また、就労活動も連絡が取れるようになり、仕事自体が楽しみになりました。